テープ起こしをして驚いたこと
テープ起こしを始めてもう数年が経ち、テープ起こしにはだいぶ慣れてきました。
それでもまだまだ聞き取れない単語が出てくることは少なくはありません。
特にその声に慣れる前の起こし始めは、それが多い。
同じ音声を聞いていてもその音声に慣れてきた後半では、簡単に聴き起こすことができるようになっています。
既に聞き取れていたはずの箇所にも誤りがある場合があります。
少し訛っていたり、発声に癖があったりする、その話者各々の喋る特徴や独自の言い回し、
よく使う語尾や単語表現、抑揚などを掴むことで音を聞き取りやすくなるわけです。
それでも聞こえない単語
声に慣れても、どうしても聞き取れない単語が出てきた場合に自分以外の第三者に聞いてもらうと聞き取れることがよくあります。それは聞き取りの能力が優れているということではなく、自分が聞こえない単語を別の人が聞き取れたり、または別の人が聞き取れない単語を自分が簡単に聞き取れることがあるのです。話者の発声に対する相性としか呼べないようなことです。
ダブルチェックの重要性
耳にはそれぞれ違いがあり、人の声や単語一つとっても相性がある。だからこそダブルチェックをすることによって、ミスを少なくすることができるのではないでしょうか。聞き取れた場所、聞き取れない場所に関わらず、もう1度聞き返すことが重要です。
テープ起こしのタイプモードではそのことを踏まえて、通常納期以上のご依頼に関しては必ずダブルチェックを行い精度の高いテープ起こしを行うように心がけております。